ムーン&スペンサーの色彩調和論

色体系

ムーンとスペンサー(P.Moon、D.E.Spencer)はアメリカの色彩学者で、過去の色彩調和論を研究し、マンセルシステムをもとにした色彩調和論をアメリカ光学会に発表しました。 この調和論はマンセル色体系と同様に、明快な幾何学的な関係を重視し、調和の種類を

「同一性の調和」と

「類似性の調和」

「対照性の調和」

の3つに分類し、「あいまいな関係の配色」は不調和であるとしました。調和・不調和の関係を「美度計算」によって割り出す方法を考案した点に特徴があります。


色相の調和関係

色相調和カラー

同一色相(Identity)、類似色相(Similarity)、反対色相(Contrast)の関係にある色相は調和するので、快い組み合わせとしました。 これらに含まれない関係はあいまいとして不調和で不快な組み合わせとしています。


明度・彩度の調和関係

美度の計算例

色相の関係と同様、同一・類似・反対(調和=快)とあいまい(不調和=不快)に分類されています。 

・美度計算…配色の良し悪しは秩序の要素と複雑さの要素によって割り出せるとして計算する方法を考案しました。

【 公式: 美度=秩序の要素/複雑さの要素 】


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