発色彩学者ビレン

配色イメージ

アメリカでは1940年代くらいに、カラーコンサルタントという職業が 存在していました。発色彩学者フェイバー・ビレンもその一人です。 当時は色彩調節が行われ、対象物は、工場や公共施設、一般住宅でした。 「色をうまく使うことによって、快適に仕事や生活をしよう!」そのような目的で 色彩調節が行われました。 色彩調節の効果が認められると、色彩の効果的な利用が、服装やメイクにも 取り入れ始められ、ファッションコーディネーターたちが、顧客を対象に色彩調和が中心のカラーアドバイスを積極的に行うようになりました。 またアメリカのスザン・ケイギルは、肌、目、髪の色などから、その人に適している色を探し出す手法を開発しました。


政治や企業にも

カラーチャート

1960年の大統領選挙では、選挙戦にカラーテレビの効果が大きく活用されました。ケネディ候補は、カラーテレビ出演に際して、色彩の効果をうまく利用して自分をアピールしました。 このときアメリカの一流カラーリストが影で活躍しました。 カラーテレビをうまく使った作戦です。これ以降、アメリカの政治家たちは専用のカラーリストを雇い、有権者に好印象を与えるように努めました。 1970年代はじめ、企業でも、「イメージ戦略」の重要性を認識するように なりました。特に接客や取引のように、対人や対企業の折衡を行う場面では、「イメージ戦略」が効果的であることを認識され、男性の間でもパーソナルカラーへの関心が広まりました。これを背景に、カラーコンサルタントはビジネスとして大きく発展しました。(例:どのような色が効果的かをアドバイスする。) ちなみに「パーソナルカラー」という言葉が登場したのは、70年代に 入ってからです。


ビレンの色彩体系

ビレンの色彩体型イメージ

同じ赤でも「青み寄り=クール/黄み寄り=ウォーム」というように、1つの色相の中に寒暖があることをビレンは主張しました。


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