分光反射率曲線と色相

イチゴ

分光反射率曲線とは物体に反射した光の割合を(反射率)を単色光(波長)ごとに400~700nmの範囲で波長順にグラフにしたものです。

物体から反射される反射光のうち、最も反射光の多い光が、人間に色の知覚を引き起こさせるのです。反射率曲線の一番高い波長によって、その色相を知ることが出来ます。
つまり、光は一つの色だけを発しているわけではなくて、色んな色、(赤、橙、黄、緑、青、青紫、紫)の中で、物体に一番多く反射した光を人は色として認識しています。

例えば、イチゴは赤の色を一番多く反射しています。だから、赤色に見えるのです。


分光反射率曲線と明度

光で白く

分光反射率曲線は、波長ごとの物体に対する反射と吸収の割合を表しています。

例えば、無彩色は反射光全体が高い位置にあるとき、つまり、光を多く反射している時は、白く見えます。
反射光全体が中位の高さだと半分の光を反射しているのでグレイに見えます。

そして、反射光全体が低い位置にあるときは、ほとんどの波長を反射していないので黒に見えます。(多くの光が吸収されたことになります)


分光反射率曲線と彩度

彩り

分光反射率曲線にはこう配(高低差)の大きいものと、小さいものとがあります。 例えば、赤の波長と他の波長との高低差が大きいと、赤だけが突出して見え、彩度の高い色になります。逆に、高低差が小さいと、他の波長の色も反射しなくなるので、くすんだ赤や、低彩度の赤になります。 また、高低差が無くなり、水平になると、どの波長も一様に反射するので無彩色になります。


ページトップへ